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ここ数カ月、外国人から見た日本のイメージというテーマを扱ったテレビ番組が大幅に増えています。ほぼ毎日テレビで目にするし、今のトレンドの一つみたい。(イギリスで家の改築についての番組が流行ったときのことを思い出す) 番組は、純粋に外国人がどう思っているのかに焦点を当てたものか、それよりも一般的なのは、外国人ゲストがパネルスピーカーになって、テーマについて意見を言う形式があります。

ここ数カ月の間に、僕はこういった番組にいくつか出演しました。一番最近のものは先週で、別のテレビ番組用にGPSランニングをしていたところ、道で声を掛けられました。冬の雨のお陰で寒くて、身体は濡れていたし、疲れていたんだけど… そこで、2014に起こったいくつかのトップニュースについて質問されました… どうか、番組が僕のインタビュー部分は使いませんように!

何はともあれ、birth of the Coolは、月イチ放送のBSフジの番組で、「クールジャパン」ブランドに焦点を当てています。このコンセプトは13年前に初めて考案されて、日本の文化大国としての台頭を表しています。2020年東京オリンピックとパラリンピックが5年後に迫った今、政府機関と日本中のマーケティング部門は今一度、「クール ジャパン」 とはいったい何なのか、自身に (そしてほかの人たちにも) 問いかけているようです。そして、2020年までの目標である外国人訪問者200万人を達成するために、このコンセプトがどうやって活用できるのか、自問自答しているところです。birth of the Cool はこの状況に反し、今まで “クール” だとは見なされなかった日本の多くの側面を含め、様々な部分に焦点を当てていく番組です。

僕が外国人コメンテーターとして出演した番組のテーマは、このカテゴリーに含まれます。テーマは「日本の鉄道産業」についてでした。”クール” になろうとするよりもむしろ、番組が追求するポイントは、日本の鉄道部門が世界の最先端にあり、電車は綺麗で速く、高性能という点。毎日、何百万人という人々に利用され、最高水準の安全記録を誇るという事実。日本の鉄道産業が海外契約を勝ち取れば (日立により製作され、2012年のオリンピックのためにロンドンに導入されたジャベリン・トレインなど)、多くの場合で予定より早く完成することでしょう。

でも、番組の途中で、JETROの代表者と鉄道産業団体のメンバーがこんな話をしていました。マーケティングサービスという点において、日本はなぜ失敗してしまうのか。日本は、利益について十分に話し合うことができないし、鉄道のインフラに数多くの業者が関わることで、一括取引を提示することができないという部分もあると思います。

僕のインタビューでは、日本の電車を利用した際の僕自身の体験について話しました。(もちろん、すべてとても好意的なもの) イギリスの電車との比較もしました。(とはいっても、こちらは数年前に乗った経験。2014年のクリスマス中に起こった大遅延が何でもないというなら、数年前と状況はなんら変わりないと思うけど!) スタジオ収録の前に池袋駅でVTRを撮影しましたが、そちらは、僕の部分の導入部として使われています。

今回は僕にとって初めての、いつも普段着姿の”本格的な” スタジオ収録でした。(日本語で!) 正直なところ、撮影では結構緊張してしまいました。見ればお分かりいただけると思いますが、最終的にはすべて順調に進みました。(ちょっとした言葉の間違いをしてしまったことを除けば …!) 無事に終わって本当に良かった。

全体を通して、とても興味深い経験でした!

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