GSPアート:東京のナスカの地上絵 by ジョセフ

都内で発見!? ナスカの地上絵

2016年の東京マラソン(8回目の東京マラソン、7回目のフルマラソン)は、初めてきちんとトレーニングをして臨んだマラソンでした。きちんとしたトレーニングというのは、約4ヶ月前から週に数回走り、徐々に距離を伸ばして実際のマラソンの距離に近づけていくトレーニングのことです。なぜって?普通に走ったら、それなりのタイムで完走できるかどうか知りたかったから。

それまでの僕の記録といえば、2010年に出した5時間6分というもの。その時は問題となるテクノロジーが最小限だったから。それからというもの、年々、放送テクノロジー(と、コスチューム)がさらに複雑化されて、それらのテクノロジーのトラブルシューティングやバッテリー交換に大事な時間を費やされてしまって、僕のタイムはだいたい6時間30分が平均となっていました。

でも、2016年は違いました。自分のトレーニング・プログラムをキープするには、壮大なGPSアートのプロジェクトが必要だってことはわかっていたので、マラソンのシーズン前に計画をして、忠実に走ってきました。

結果、2016年2月初旬のトレーニング中に実際のマラソンのコースを3時間46分で走りきることができました。その1週間後にも3時間48分で完走できました。それから10日後、360度のライブストリーミング・カメラを搭載して実際の東京マラソンを走ったら… 約6時間30分!!かかりました。(考えたら、実際のフルマラソン直前にフルマラソンを2回も走るべきではありませんでした!)

以前、友人がナスカの地上絵をGPSアートで描いたらどうかと勧めてくれました。地上絵の中でも有名な鳥の絵を見てみると多くの直線があったので、ちょうど良いと思いました。もちろん、実際のルートを走るのではなく、「点と点を走って線でつなぐ」GPSアートのテクニックを使用する必要がありました。あらかじめ決めたポイントから次のポイントへ走り、後からGPSデータをエクスポートしてGoogle earth 上で見ると、ポイントとポイントの間に線が現れ、GPSアートとなるのです。

こちらのポイントに走らないと!

こちらのポイントに走らないと!

東は白川から西は方南町、北は板橋から南は目黒まで、東京の端から端まで走るこのコースが、僕は大好きでした。

Runkeeperから書き出したデーターのサンプル

最終的には242kmのコースをいくつかに分けて走りました。

Pin It on Pinterest

Share This

Share This

Share this post with your friends!